ぽんぽんプログラム

プログラミングでゆるく生きたい。

美しい国、アラブ首長国連邦。

聞いてくださいよぉ。自慢させてくださいよぉ。(うざww)

今月末にアラブ首長国連邦UAE)へ旅してきます!!!!!!!!!!!!!!

はい、アラブ首長国連邦と聞いて何が思い浮かびますか!?あんまりパッとしないかもですね!ドバイと言ったらピンとくるかもですか?!!!あまり日本には馴染みがないかもしれませんけど、ドバイってとってもいい国なんですよ。数ある私の旅行先でもNo,1に君臨するくらいおすすめの国です。そしてドバイは日本でいうならば、第二都市なので大阪って感じですかね。なんとあれで第二都市。アラブ首長国連邦の首都はアブダビですよ!!

セレブな国でめっちゃきらきらしてます°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°たくさんセレブ感あふれる旅行記はあるでしょうけど、ここのブログは一応やや歴女寄りなので、ちょっとアラブ首長国連邦についてまとめてみようと思います。

 

 

アラブ首長国連邦

首長国連邦というだけあって、数種類の首長国によって形成されております。アラブは7つの首長国からなりまして、まずアブダビ、ドバイ。そしてシャルジャ、ラアス・ル・ハイマ、フジャイラ、アジュマン、ウンムルカイワイン。はい読めない知らない。きっと聞いたことあり馴染みのあるのはアブダビとドバイだけでしょうね。私の夢がありまして、今月末にUAEに行くとしてそれが2回目になるのですが、3度目は7首長国を回りたいと思っているのです…!!!!!(何宣言)

さて、ずいぶん昔にさかのぼってしまうともうブログがとんでもないスクロールになってしまうので、今のUAEを作った人をご紹介したいと思います。それは故ザイード大統領です。故ザイード大統領がまだ大統領になる前、お国はザイード大統領の身内の方が治めていました。おじさまとか、父上とか、兄上とか。でもやっぱり色々と混乱はあるんです。故ザイード大統領も父上をおじさまに殺されたりととてもつらい道を歩んできました。ザイード様の兄上がお国を治めていた頃、ザイード様は知事を務め、インフラ整備を行ったのです。そしてアブダビの石油輸出が開始され、あれね、オイルマネーってとんでもないんですよ。莫大な経済力を持ち始めてしまいまして、そしてそのお金を巡ってまた混乱。もう金金金、全て金。人間が揉める原因は金ですよ。結局兄上に変わり、ザイード大統領が誕生しました。ザイード大統領はオイルマネーを使って根限りインフラ整備に明け暮れました。そして今のUAEの基板が出来上がったのです。砂漠の緑化など。めっちゃくちゃ頭いい人です。それからUAEはどんどん経済成長していきます。

イード大統領は2004年に永眠しました。後継は長男のハリーファ様です。世継ぎもちゃんと滞りなく、本当にスムーズに政権交代しました。大きな名門のお家騒動一切なくです。そういうところも本当に素晴らしいと思います。ああ…UAE好きすぎる…。

ちなみに首長国の大統領はやはりアブダビから選出され、副大統領がドバイから選出されています。

故ザイード大統領と現ハリーファ大統領の話しかしてませんけど、7つの首長国からなるUAEの初代大統領がザイード様なのです。なのでハリーファ様は2代目。なかなか新しい国なのです。とはいっても日本の様にコロコロと総理が変わったりしませんので、ザイード様は任期が1971年~2004年までとなんと33年間も勤められていたのです。すごくないですか!?いかに国が安定してるか分かってもらえますか!?ハリーファ様は今13年目ですね。

「ザイード」「ハリーファ

大統領の名前はよく建造物につけられます。是非とも足を運んでほしい建造物TOP2にこの名前が思いっきり入っています。

1つはアブダビにある、真っ白なとても美しいモスク、「シェイク・ザイード・モスク」。

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みよ!この美しい建造物を!!!!!!!もうね、1日中いても飽きませんよ。朝のモスク、昼のモスク、夕暮れモスク、ライトアップモスク。もうもう。美しいったらありゃしない。

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そしてもう一つはドバイにある最高にカッコイイタワー、「ブルジュ・ハリファ」。

リーファ様の名はよくハリファと言われたりするんですけど、難しいですよね、アラビア語を日本語で表現するのは。ちなみに英語で書くとKhalīfaです。カリファと読みたい。

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はい!なんと美しいことでしょうー!!!!とんでもない。CGなんじゃないかってな見た目ですよ!そしてライトアップハリファも最高に美しい。

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とんでもねー。

 

ドバイショック

さて、UAEにも危険な時はありました。それがドバイショックです。

ドバイショックとはリーマンショックのような感じで、いうなれば金持ちの世界で多大なショックが起こり、それがここにいる私のような平民にも飛び火した、みたいな感じでしょうか笑

リーマンショックは、結局は不動産とか投資の世界での話でした。が、それで為替がどうとか色々混乱が起こり、私たち平民の職業がなくなり大混乱したのです。。ドバイショックは、「株式会社ドバイワールド」というとんでもない金持ちの大企業がインフラ整備とかいろいろ作ったりしてたのに、支払いちょっと伸ばしてよ、ねぇ、お金なくなっちゃった、てへ。みたいなこというから投資家たちが「えーーー!」っと慌ててショックが起こってしまったのです。こういう事が広まるのは早く、ドバイ信用不安!と世界中で言われ、経済がた落ちしました。冷静になればこんなことは起らなかったのですよ。しかし時期が悪かったですね。リーマンショックからわずか1年くらいでドバイショックじゃないでしょうか?リーマンのまだ記憶が新しい頃にこんなこと。おそろしやーーーーー!!!!!

そんなこんなから、それでもドバイさんは信用を取り戻しました。早いですよね。平民である私は「信用を失うのに3秒、それを取り戻すのに3年」という言葉をモットーに、なんとかして信用を失わないように仕事を一生懸命しておりますが。ドバイは今の状態にすぐ戻りました。さすがっす。

 

アラブの春

アラブの春?知っていますでしょうか、これは国民の独立運動です。アラブといえど、UAEはほぼ不参加です。だって独立する必要がありません。UAEはもう独立しまくり国ですから。アラブの春は中東一帯で起こった独立運動で、事の発端はチュニジアです。

チュニジアの路上で失業中だったある若者が果物とかを売って生計を立てようとしました。しかし「お前には販売許可がないんじゃ!こんなのは認められないんじゃ!」と言って警官に弾圧されたのです。「なにおーーーーー!!!!!むきー!」と怒ったその若者はガソリンをかぶって焼身自殺をしました。

これだけだと「いや、自殺ってそこまでしなくても…汗。しかもこれのどこが独立う運動?」って思うでしょう!?そこが日本と文化の違いなのです。どうしてこれがそんなに問題になったのか。それは抗議の仕方でした。

 

イスラム教のタブー

この「焼身自殺」というワードにはイスラム教にとってのタブーが沢山含まれています。ただでさえ、私たちのような宗教から遠い人間からすると制限が多いように思えるのですが、「焼身自殺」というワードはイスラム教には存在してはならないワードなのです。

イスラム教が「自殺」をしたということ。さらにそれが「焼身」だったということ。もうね全てがまずい。イスラム教は自殺NGなのです。

だから切腹もだめですよ!いきなり戦国いれてくんな!ダメなのです。丹羽長秀が秀吉様に抗議のために病に侵された内臓送りつけたりとかしましたけど、その抗議もイスラム教ではダメなのです!あ、知ってる?この逸話。丹羽さんってほんとかわいい。←

武市瑞山は三文字割腹で勇ましく散りましたけど、ダメなのです。三文字割腹とかできちゃう武市かっこよすぎだけど、イスラム教下では意味ないのです。

そうなのです。自殺は禁止されているのです。どうして?理由なんてないですよ。イスラム教だからダメなの。そして焼身。これは最もまずいです。イスラム教では火葬NGです。なぜなら身体を焼いてしまうと生まれ変わるための魂が消失してしまうから。なのでもうその魂が蘇ることがなくなってしまうのです。そう、あまりにも酷な抗議の仕方、この若者はそれを知っているからこの抗議をしたのでしょうが、これはとても衝撃的な事件でした。そしてSNSの力を借りて瞬く間に混乱が広がっていき、中東一遍は大混乱に陥りました。そしていまだに混乱は続いていると私は思います。政府と国民が噛み合わないのです。

 

イスラム教について

そういえば昔イギリス語学学校時代に仲良かった人がクエート人だったんですけどね。そうそう、私もうその頃からアラブ諸国が好きすぎて。サウジアラビア出身の友達とか、エビなんとかっていうんだけど全く聞き取れなくて、エビちゃんエビちゃんってひたすらベタベタなついてたんですよ…元気かな。いつの間にか学校辞めててとても悲しかった。そしてあれだけベタベタしてたのに全くそういう風に見られてなくて、アジアの女なんてそんなもんなんだぜ、きっと…。沈。ってそうじゃなくて。

そのクエート人の友人と宗教の話をしていたのですよ。私たち結構仲良くて、通学のバスで熱心にイスラム教と無宗教について語っていたのですけどね。やはり向こうの人たちにとって日本人の自殺ってとんでもないんですよね。「ねぇ、日本人って自殺よくするってこの前文献で読んだんだけど、本当なの…?」お、おう!どんな文献読んでんだ、あんた!!!「そうだよ。年間どれくらいだろうな~。数は知らないけど結構自殺する人多いよ。多すぎてあまりニュースにもならないけどね。」

そして私は聞いた。外国人の本気のOH!!!MY!!!GOOOOOOOOOOD!!!!

この後から怒涛の攻撃が始まる。「お前は!そのことについて!!!何も思わないのか!?」と。そうなのです。私たち日本人って自殺が蔓延しているというかなんというか、遠くの誰それが自殺しても、あ、そう、その人は生きていくのがつらかったのね。で終わっちゃう種別なんですよね。これはほんとに反省しないといけないところだと思うのですが。

さて、ここからは彼らの言い分ですよ?彼らイスラム教はとても横のつながりが深い。家族がいったいどこまでいるんだってくらいみーんな繋がっているんです。そしてそれの共通には「イスラム教」がある。なんだっていいんですよ。それが「イスラム教」じゃなくても「行長教」だっても。「みんな」で「一つの事を信じる」ということに意義があるのだと。彼ってなかなか斬新なイスラム教徒でしょう?

私はそれまでイスラム教ってやっぱりちょっと怖い感じで。実態がしれないというかラマダンの断食とかもあるし。外の人間からしたらそういうちょっと風変わりなところにばっかり目が行きがちなんですけど。たくさんの家族と、たくさんの話をして、たくさんのことを一緒に考え、辛い時も一緒に耐える。彼らの生活にはたくさんの「一緒」がある。だからある一人の雰囲気の違いや、何か変わったことがすぐわかるんです。誰かが気づくということが重要なのだと言っていました。

その話を聞いた時に自分ってどうなのだろうな~と。ほんとにほんとに人生につらくなった時に、「一緒」に過ごしてくれる人がどれほどいるのだろうと。うわ~まじぼっちだわ、自分ー!って愕然としましたよねwwwwまぁ結局その辺は無神論とかイスラム教とかは関係ないと思うのですが、私が言いたいのはそうではなくて、イスラム教は確かに恐ろしい感じがしたりと異端に思われたりする昨今ですが、別に怖くないんだよ、と。彼らも普通の人間で、思想が極端とかなんとか言いますけど、みんながみんなそんな人たちではないのだということを言いたかったのです。なにこのまとめ方。

もっとたくさんの事を話していたんですが、ここに書くともう1万文字くらいいきそうなのでやめますがww彼の話は私はすごくすごく納得できました。もちろんそれで感化されてイスラム教に…なんてことは私が戦国にタイムスリップするくらいないですけど。無宗教の私からすると昨今の宗教で仕事辞めたりとか、そういうのはさっぱりわからないのですけど、彼らの中にはかけがえのない彼らの世界があるので、その世界を否定することだけはやっぱりしたくないですね。ただしジハードだけはやめてほしい。ただそれだけ。

 

アラブ首長国連邦の国内情勢

外務省の渡航情報見たことありますか?海外行く前には必ずチェックしてくださいね!ちなみにUAEは真っ白けっけです。さすが。中東はひとくくりにしてしまうととても怖い地域のように思ってしまいがちです。シリアもあるし、イラクもいるし、なんか色々ニュースになってるし…と。でもUAEはとても頭が良い国なのです。地理的な利、そして資源、自国の利点をよく知っている国だと思います。

どうですか!?行きたくなってきたでしょう!?

ドバイは自国は観光でお金を儲ける気満々なので、タクシーとかも必ずメーターつけてくれますし、落とし物もほぼ戻ってくると聞いています。ほんとに治安いいです。確かに移民は多い国ですけど、お国はさすがアラブ。むっちゃ政府が怖い。〇円以上稼がなければ帰れよ、自国に。お前ら税金治めねーならいらねんだよ、とかなり上から目線。会社もそうです。儲けがない会社は出ていきな、状態。サービス悪いタクシーなんていらないぜ、出ていきな。もう自国の不利益になるものは全て排除。ほかに変わりはいくらでもいるんだよ、ということです。ただね、正しいのです。UAEの自国民はとても少ない。自国の金は自国民に使いたい、自国民は優遇されて当然だ、という国ですので、自国民には生まれたときに財産となるもの(土地等)を与えるそうですよ。汗

まぁそこまではっきりな優遇はちょっとやりすぎなんじゃないの?と思わないでもないですけど、例えばですよ?仕事もせずちんたらしてる移民に税金使われるのは、なんとなく少し癪にさわるので、そういうUAEかっけーと思ってしまうわけです。(慈愛の心ゼロな発言ですみません)

そんなこんなでかっこいいお国、UAEに行ってきます。楽しみ過ぎてどうしよう。今回は久しぶりの旅行なのでいいホテルとったりしていたら…お金なくなった。どうしよう。カードの支払いが怖すぎる。