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西国:第十八番 紫雲山 頂法寺六角堂

西国三十三所

聖徳太子さまといえば、10人のワーキャー言う相談事を聞き分け、一人ずつに的確な回答を与える神業を持つというあのお方です。実は架空の人物だ、なんて話も出てますけど、私は信じてます。だってその方が夢があるじゃないですか。歴史というものはほとんどがおびただしい量の研究の結果、正確に現代まで伝えられていると思いますけど、中には曲げられてたり、まったくの仮想だったりするかもしれません。

でも私はそれでいいと思います。妄想でも夢あるじゃないですか。上杉謙信が実は女性だなんて本当だったらもう胸アツ半端ないです。そうやっていろんな想像して当時を思い浮かべるのが楽しいですね。ていうか今更聖徳太子は架空でした~なんて言われても、は?って信じられないですよ。

この頂法寺聖徳太子創建のお寺だと言われています。聖徳太子が生きていた時代というと西暦で600年くらいですよね…。実は私は聖徳太子のことをあんまりよくは知らないです。官位十二階とかなんかありましたねぇ!功績かなんかでランクがあるんですかね?詳しくは全く覚えておりません!太子さんは当時淡路島にいたんですか?そうなんですか、関西に住んでたんですね(*'▽')

その時に唐櫃という箱を拾って、その中から観音像が出てきたそうです。その観音像を自分の持仏として大事にしていました。太子さんはどうやら誰か(物部守屋さん←存じ上げません!)と争い事をしていて、

「俺は勝ちたいんだよ!だから勝たせてくれよっ!勝ったらお寺建てるから!」 

といってその観音像に願掛けしたらほんとに勝ったそうですよっ!

その!その!観音像をワタクシにくださいませんか…(*'▽') 

ちゃんとお約束していたので、太子さんは四天王寺を建てたそうです。その建設の材料を探しにこの頂法寺が今建ってる場所まできたんですって。(この四天王寺って、大阪の天王寺にあるんだけど、今見てみたら、なになに、日本仏法最初の官寺とかいう題名がついてますが。すごいな…なんか中学とか高校とかもあるしきっと大きい所なんだろうな←行きたい欲がむんむん)

ある日泉で沐浴するのに、その観音像を木に置きました。沐浴後に取ろうと思ったのですが、なんということでしょう!観音像が木から離れません!!! 

ええええ! 

太子さん悲しい。その夜夢を見たそうで、 

観音像『太子さんの守り像になってもう7世も過ぎたよ…もうここにいたいよ…』 

そのお告げ通り、ここにお堂を建てる!と決めたそうです。お堂を建てるとなったらまた材料を探さなければなりません。すると老翁に出会いました。 

翁さん「いいのあるよ。杉の巨木でね、毎朝紫の雲がたなびく霊木なんだよ。」 

太子さん嬉しい。早速その巨木でお堂を建てました。だから名前が紫雲山頂法寺というのでしょうか。紫雲っていったいなんだ、と思ってましたが、そういうことだったとは…。 

見どころはやっぱり六角堂と、太子さんの観音像でしょうか。まぁ一つには絞れませんが。。この頂法寺は烏丸三条あたりにあるので、結構交通の便がいいですよね。京都は休日になると混雑が半端なくて、市内を網羅しているバスも混み混みで乗るのも待つのも嫌になってしまいます。。なので歩くことになっても私は京都での移動は基本電車をつかうんですが、烏丸三条だと、地下鉄烏丸線で御池で降りれば目と鼻の先なのでとっても便利です。渋滞しらず。 

ところで六角堂ってなんで六角形なの?そういうデザインなのかと思ってましたが、これにもちゃんと理由があるそうで。六角堂の詠歌(仏教の教えを五七五七七で歌ったもの)

「わが思う心のうちは六の角ただ円かれと祈るなりけり」 

この六の角というのがどうやら人間の欲望らしんです。食欲、物欲、性欲…あれ、私が知ってるのは三つなんですが…。ノンノン、そんな薄っぺらいものじゃないんですよ。もっと根本的なもの。六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)によって生ずる六欲のことを指し、人間のいわゆる煩悩ですね。この煩悩をなくし、きれいな丸になりましょうね。という願いを込めて六つの角をつくり、結果、このような六角形の建物になったそうです。

私に六欲をなくすことができるかしら・・・・一生かかっても角は取れそうにありません。むしろ角が増えて十八角形くらいになっていったらどうしましょうか。。

 

参拝当日

さて、予備知識もそれなりに、頂法寺へお参りしてきました。

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烏丸通からぴゅっと中に入ったところにありました。えーーー、こんなごりごりのビジネス街の中にあるー?って感じなんですけど、いきなり出てきました。この場所だけ、めっちゃ和。

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ちょっと光が当たりすぎですね。。私は構図とかそういうのがよくわからないんでどうしてもこの写真が斜めってるようにしか思えません。みんな写真てどうやって撮ってるんですか…? 

この右側のだら~っとしてるのは六角柳といいます。時は平安時代に戻りますが、嵯峨天皇がある夜、夢をみました。 

『六角堂の…柳の…下を…見ろよ…』 

朝起きて六角堂へ行ってみると、柳の下に絶世の美女がいたそうです。その時嵯峨天皇はかなり出会いを求めていて、彼は絶世の美女を妃に向かえたそうです。このことから六角堂の柳は縁結びで有名になったそうです。全国のみんなー!出会いを求めるなら六角堂がおすすめですよー!しかも絶世の美女というお墨付きですぞ!

お堂には太子さんの観音像が安置されてます。ないな~ないな~どれだろう…と思っていたのですが、秘仏だったのですね。。そりゃそうですよね。仏像系は全くの無知なのでほんとによくわからないのですが。。でもやっぱり仏像みてると落ち着きます。いろんな種類の仏像がお堂の中におりました。 誰か詳しい人と一緒に行きたい気分です。笑 

お堂のお隣には十六羅漢

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こんな感じで並んでいらっしゃる。羅漢は優れたお坊様に与えられた名前だそうで、お坊様の中のお坊様なのでしょう。 

なぜ十六かというと、方位の四方八方の倍を表していて、あらゆる場所に羅漢様たちがいらっしゃることを意味しているそうです。四方八方は東西南北に南西、北東とかを追加したものです。 

羅漢様たちは「和顔愛語」の教えを実践しています。いつもにこにこして、幸せな顔をして穏やかに話すよう心掛けていれば、必ずいいことが起こるよ、と説かれたものです。カリカリしてたらダメなんですよ、ってことです。腹立つ部下も、にこにこと指導をしなければならなず、常識はずれな上司にも穏やかに過ごさねばなりません。 

…がんばります…"(-""-)" 

この頂法寺にはほんとに鳩が多いです。寺から一歩でたらさほどなんですが。写真に収めようと思ったのですが、つがいが向き合ってる時にパシャっとしたつもりが全然重なってたり、あっちゃこちゃ向いてたり、嫌になってやめました。 

野鳥カメラマンは一生できそうにありません。

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ほら、この写真もなんか斜めってませんか。本人はめちゃくちゃ頑張ってまっすぐ撮ったつもりなんですけど。一体どういう事でしょうか。平衡感覚がない人間だとは自負してますが、これほどまでとは…。 

あ、これは太子さまが沐浴をしたと言われている場所です。あの奥のちょぼっと出てるのがそれです。ほんとに見づらい写真ですこと。。

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隣のビルに3つエレベーターがあるんですが、そのうちの1つがこのようにガラス張りになってまして、六角堂を上から見れるようになってます。展望台はないので、エレベーターが動いてる時にシャッター切るしかありません。なんとか撮れました笑 手前3つしか見れませんけど、ほんとに六角になってますよね。 

鐘楼の作りもそれはきれいで、ほぅ…(*'▽')となりました。残念ながら雨が降ってきましてもうカメラとはおさらばしました。 

 

いただいた御朱印。左側ですよん。

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